骨の成長に必要な栄養素

 

第1章では身長を伸ばすには骨の成長が不可欠であることをお伝えしましたが、この章では実際に骨が成長する原理と、その方法をお伝えしていきたいと思います。

 

背伸びする子供

 

身長を伸ばすために必要な骨の役割

 

身長を伸ばしたい子供

 

骨が成長し、伸びることで身長が伸びることにつながるのですが、その主な要因として、子供のうちは豊富な軟骨部分が骨の成長に欠かせません。

 

骨を成長させる軟骨部分である骨端線(こつたんせん)は多くの栄養素を必要とします。

 

骨端線(こつたんせん)とは

 

骨端線

 

骨端線とは、子供にみられる成長軟骨のことで、骨端軟骨などとも言います。軟骨部分なので柔軟性があり、外からの力には弱い部分となっています。

 

その中でも最重要とも言われているのが、コラーゲン組織とアミノ酸タンパク質(アルギニン酸など)です

 

これらは食事で摂取することも可能ですが、効率よく摂取するためには、サプリメントで補うことも良いでしょう。

 

骨端線が柔軟な子供のうちにしっかりと栄養を吸収することが重要です。

 

骨とカルシウムの密接な関係

 

カルシウムを多くとる子供

 

身長を伸ばすにはカルシウム、と言われているくらい有名な話であると思いますが、実際には、身長を伸ばすうえでカルシウムが不足すると悪影響がでる、というのが正確な表現でしょう。

 

骨はカルシウムの貯蔵庫というようなイメージで、体内のカルシウムが不足すると、骨から引き出されてしまうというイメージです。

 

そこで、骨からカルシウムが出てしまうことが身長を伸ばすうえで悪影響となります。このようなことから、身長を伸ばすにはカルシウム、というのがよく知られるようになったのでしょう。

 

ですが、実際は、カルシウムを多く取れば身長が伸びる、というものではありません。カルシウムは単体だと体内に吸収されにくいという性質がありますので、その他の栄養素と組み合わせることで効率よく吸収ができ、成長が促されます。

 

身長を伸ばすにはアルギニン酸が効果的

 

身長を伸ばす栄養素

 

身長を伸ばすうえで、アルギニン酸が良い、と言われているのは、アルギニン酸によって成長ホルモンの分泌が促進され、成長ホルモンが骨端線に作用することで骨が成長し、身長を伸ばすことに効果があるとされているからです。

 

実際の研究で、5才〜13才の低身長のこども31人を対象に行われた1日あたり4グラムのアルギニン酸を摂取させた臨床実験では、成長ホルモンが効率よく分泌され、基礎的な分泌が4.2倍に増加したという結果が報告されています。

 

その他にも、アルギニン酸が多いタンパク質の摂取量が多いほど、成長が進むという研究結果も報告されています。

 

効率よく骨を成長させるためには

 

身長を伸ばす栄養素A

 

ここでお伝えしておきたいことは、栄養素だけをたくさん取れば身長が伸びる、というものではないということです。

 

栄養素はあくまでも身長を伸ばすために補助的に必要なもので、摂ればとるほど効果が出るというものではありません。

 

しかし、それらをしっかりと効果を出すための方法はあります。

 

それは、適度な運動」と「快適な睡眠」をとることです。

 

身長を伸ばしてくれる成分である成長ホルモンは深い睡眠の時に分泌されるものであり、それらはしっかりと睡眠時間をとることと、質の良い睡眠をとることによって体内に生成されます。

 

質の良い、深い睡眠をしっかりとるためには、日中の運動が欠かせません。

 

適度な運動をすることで、日中の活動量が増幅し、夜の入眠がスムーズになり、深い眠りに入れるようになります。

 

身長を伸ばすために必要な睡眠時間や、快適な睡眠を得られるおすすめの方法は次のページをご覧ください。

 

 

 

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